琴参電鉄
      多度津・坂出から丸亀を経て琴平(金刀比羅宮・門前)に至る軌道線&鉄道線で、
      車両は路面電車形高床式車が直通運転していた。良く知られていた線で戦前と
      戦争直後は華やかだったが、その後は国鉄・宇高連絡船の増強で高松経由で
      参詣に向かう人が増えた事や団体客の貸切バスへの移行で早くに廃止されので
      記憶の有る人は少ないと思う。その後バス会社になったが行き詰まり、今は名は
      残るものの別法人となった。驚く事に、ジャンクションだった善通寺赤門前・旧駅舎
      (開業時の駅)が今も現存するという。
       昭和38年(1963年)9月 全線廃止

 
    58。55〜58はこの型。廃止後土佐電鉄に譲渡

     
                                         P 加藤四郎 
   59。55〜59までは木造を昭和24年自社にて鋼体化。59のみ原型を留めている。
   側面に映画「ベンハー」の広告を付けている。

           
   82。昭和25年(1965年)広瀬製。        87。80形は8両製造され主力車として活躍。
    廃止後転出 81.83が北陸鉄道金沢市内線 モハ2060型 82.84〜88 仙台市電 180型 

 
   71。大正3年(1914年)梅鉢製木造車。元大阪市電。
         I 先輩 撮影