久しぶりにヴォーリズの第二の故郷、近江八幡を訪れた。観光客がいるのは
日牟礼八幡宮辺りだけでそれ以外は静かだった。ヴォーリズ建築と町屋を見て
後に彦根の河原町を回ったが欲張り過ぎて何れも中途半端になった。毎度の
事で懲りない。次回はヴォーリズ建築だけで訪れたい。
旧醒井郵便局
大正4年（1915）竣工、当時は下見板ペイント仕上げでしたが昭和9年（19343）外側がモルタル張りに
なり、玄関の位置や形も変更になっている。2001年より醒ヶ井宿資料館として一般公開されている。
竣工時、玄関は右側にあった。内部も郵便業務の多様化によりその都度改修されたようです。登録有形文化財
カウンターが取り払われている 右の部屋は局長室？後ろの扉の先に階段がある
電話室 中央扉は休憩室
二階北側は電話交換台等電信室。今は宿場展示室
南側はサンルーム 続いて和室が二部屋あり西の部屋は床の間付き
旧外国人住宅 彦根市民活動センターだったこともあるらしいが今は倉庫みたいだ。彦根市金亀町
近江兄弟社前の銅像 近江兄弟社メンターム資料館
柿本邸（旧バミリー邸） 大正13年（1924）建築。近江ミッションのスタッフだったバミリーの住宅。
浪川邸 大正12年（1923）建築。ヴォーリズ設計の個人宅で
公道から玄関が近いのは珍しい（道路拡張によるか？）
石橋邸 昭和13年(1938)建築。吉田悦蔵の妻 池田町洋館街とレンガ塀
清野が近江家政塾を開き和作法と茶の湯の教室とした。
旧吉田悦蔵邸 大正2年（1913）建築。 ウォーターハウス記念館（登録有形文化財）
ヴォーリズの 教え子で後に設計法人 大正2年（1913）建築 2008年改修
ヴォーリズ（合）に参加し実務面で支える。
旧近江ミッションダブルハウス 大正9（1920）年に建築。米国人スタッフのための住宅で
最初に入居したのはヴォーリズの両親と米国の建築技師。ヴォーリズ自信の作だったらしい。
近江八幡市立資料館（旧八幡警察署）警察署時代の
昭和28年（1953）ヴォーリズ建築事務所が改修
旧八幡郵便局 大正10年（1921）建築。復元工事が緩やかに進む。
一階入口カウンター トイレ入口付近。
村岡邸（旧岩瀬医院）昭和8年（1933）建築 医局と回廊で繋がった和住宅
ヴォーリズ記念館 昭和6年（1931）建築。ヴォーリズ夫妻が最後まで住んだ住宅。
ヴォーリズ学園教育会館（左）ハイド記念館（右） 昭和6年（1931）建築（登録有形文化財）
幼稚園として建設し費用をメンソレータムの創業者 Ａ・Ａ・ハイド氏・夫人の寄付によった。
アンドリュース記念館 明治40年（1907）建築、昭和10年（1935）改築。ヴォーリズ建築最初の建物で
親友のH.アンドリュース家の寄進により「アンドリュース記念近江八幡督教青年会館」として建てられた。
近江八幡教会牧師館（旧近江兄弟社地塩寮） 大正13年（1924）頃の建築
近江八幡教会 昭和58年（1983）建築。ここにヴォーリ設計の教会が
あったが焼失し一粒社ヴォーリズ建築事務所設計で再建。
県立八幡商業高校本館 昭和13年（1938）竣工。明治38年（1905）滋賀県立商業学校（現県立八幡商業高校）に
英語教師として来日。宗教上の問題で2年ほどで解任され建築設計事務所を設立。和解の設計か。
寺村邸 昭和13年（1938）建築（登録有形文化財）本陣跡に建つ。 彦根市鳥居本
豊郷小学校本館 昭和12年（1937）丸紅専務古川鉄治郎の寄進により竣工（登録有形文化財）豊郷町
解体騒動中の撮影で今は改修され一般公開されている様で有名音楽アニメや映画ロケでも知られる。
図書館 体育館
水口教会 昭和5年（1930）建築（登録有形文化財）併設の牧師館は撮っていない。 甲賀市水口町
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近江八幡