「赤福」に代表される伊勢市内と伊勢街道筋の餅を尋ねる。
15 桜なが餅
名古屋城仕様のなが餅と季節限定桜なが餅を金シャチ横丁宗春ゾーンで販売していたので
桜なが餅を購入した。普通の桜餅をなが餅した感じです。四日市笹井屋製 5本入り500円（税込）
笹井屋
天文19年創業・笹井屋のなが餅。久しぶりに食べました。昔、硬くなると火鉢で炙って食べました（笑）
14 伊勢参宮 いっぷく小餅みたらし
ぎゅーとらのチラシの「地元銘菓」コーナーに載っていたので購入。へんば餅を小さく（約4㎝）して
餡を伊勢醤油を使ったみたらしのタレに代えた感じです。702円（税込） 地元ではメジャーな
和菓子屋さんらしい。 万寿や 伊勢市小俣町明野
13 さわ餅
おはらい町にある「へんば餅」でさわ餅を扱うようになって久しい。前を通ったら
待ち客が居ないので土産に買った。280円（税込） へんばや商店 はらい町店
立て替えられ広く豪華になりました。コロナ禍の爲、店内の飲食は休止中。
12 なべ餅
昔、食べ物が無い時代に近所に遠慮し音が出ないよう鍋の中でや半搗きしたという。
別名「ないしょ餅」ともいう。現代風に小豆粒あんがタップリ入っています。200円（税込）
道の駅「奥伊勢おおだい」で購入
11 二軒茶屋餅
かって右建物の後ろに舟着場があり、下船した人々はここで一休みして参拝に向かったとか。
10 へんば餅
参宮街道沿いにあります。参宮の人々がここで馬を返し（返馬）徒歩で宮川（伊勢）へ向かった。
出来立てで餅が柔らかく甘さも程々オススメ！。安永4年（1775年）創業。一皿140円。
９ 赤福餅
今更の感、でも神宮参りには欠かせない一品。五十鈴川を眺めながら食するのは格別。一皿280円
８ 御福餅
二見に有ります。形は二見浦（赤福は五十鈴川）の波を表している。創業二百有余年とか。
以前TVドラマで赤福への悪役にされ、今は伊勢市内でも殆ど見かけません。
赤福と比べると大きさは変わらないが中の餅が小さく、餡の甘さやや控えめ。一皿240円
７ 神代餅
店は内宮・宇治橋前にあり、場所は良いが木立に隠れ目立たない。
小振りのよもぎ餅で皮は薄い。1ｾｯﾄ300円
６ まつかさ餅 相可・長新本舗
本街道・相可の本街道と熊野街道の追分角にある。創業250有余年で「まつぼっくり」に
似ているところからその名が。黒砂糖風味のこし餡がサッパリ甘味の多い昨今新鮮。
「朝生菓子」故、日持ちしないので店頭でしか入手出来ない。一皿200円
５ 立石餅 神戸・甘新
街道に面した素朴な店ですが、創業310有余年で角にあった道標（立石）から
名付けられた。四日市の「なが餅」と同タイプですが幅が広い。土、日営業。1枚（笑）85円。
４ さわ餅 野むら製菓舗
伊勢と松阪の餅屋さんで売られています。餡を包んでいる餅は、左から粟、よもぎと生地のまま。
餡は黒糖が入っているのか濃厚で厚めの餅とマッチしている。甘党向き。3本で480円。
地元の人の薦めでこの店で求めました。近鉄伊勢市～宇治山田間の高架下にあります。
３ くうや観助餅 二見・鈴木翠松軒
この地方に多い「たがね」タイプで、粒状態のもち米と搗いた餅で餡が包んであります。
歯ざわり、餡との相性も良い。おはらい町や近鉄宇治山田駅でも入手出来ます。3色 各1コ 100円。
２ たまり餅 五十鈴茶屋
伊勢たまりとくるみを用いた餅。たまりはかなり控えてあり素朴でさっぱり味。1箱1000円。
１ 伊勢醤油餅 二光堂
粒あんを薄くした伊勢醤油入餅で包み焼いて販売。お茶付き1個100円。
伊勢の餅 番外 １ 親玉饅頭 親玉本店
伊勢神宮と多賀大社を繋ぐ「御代参街道」の八日市で八風街道との交差する辺りにあります。
道標は文政9年（1826年）の建立で「右 京 むさ 八まん」「左 いせ ひ乃 みな口」 「右 多賀 ゑち川
ひこね」 もち米がのった姿と立地は相可・長新本舗とまつかさ餅を思い出します。赤と白があり1コ90円。
伊勢への道