一身田
専修寺の寺内町です。近鉄電車の車窓から大きな甍が見え、以前より気になっていました。
やっと数年前訪れました。立派なお寺で、檀家さんを乗せた貸切バスが各地より来ていました。
不勉強を恥入る次第です。北側に庭園「雲幽園」と茶室「安楽庵」が有ります。更に北側には
関連の中・高校が有り毎年最難関大学に合格者が出る外、甲子園を目指す野球部も有ります。
最初に訪れた時はフィルムで撮っていて一部UPしている。その後、街道歩きの折に寄っていた。
今回はあまりの暑さにエアコンのある休憩所に寄りながら廻った。画像の一部を差し替えました。
真宗高田派本山専修寺(高田本山)
鎌倉時代初期、親鸞の布教の拠点となり真宗高田派門徒を形成。室町時代末期に現在の
姿になる。蓮如の本願寺派形成は室町時代で、高田派は本願寺派とは敵対関係にあり
一向一揆には加わっていないので、信長や戦国大名の焼き討ちには遭っていない。
唐門(重文)天保15年(1844)建築 山門(重文)宝永元年(1704)建築
如来堂(国宝)寛延6年(1748)建築。 御影(国宝)寛文6年(1666)再建。
阿弥陀如来を奉る。 親鸞聖人の木像を安置。
大玄関(重文)寛政2年(1790)再建 御対面所(重文)天明6年(1786)再建
茶所(重文)宝暦10年(1760)建築。エアコン有り 太鼓門(重文)文久元年(1861)建築
鐘楼(重文)宝永元年(1704)頃再建 茶室「安楽庵」事前申し込みで拝見出来る
高田婦人会館。旧一身田役場
大正四年(1915)竣工
塔頭
慈智院。嘉永16年(1639)頃の建築 智慧光院
玉保院 厚源寺
寺内町
戦国期、専修寺主導で都市の周りに濠を築き防禦された自治都市を築く。
森邸? 寺内町を廻る堀。後方の造り酒屋さんは
無くなっていました。以前の映像です。
一御田神社 高田本山用達「春乃舎」町の
規模に比べ和菓子店が多い。
寺内通りの下津邸長屋門 「左 御堂并京道」「右 江戸みち」「天保八年(1837)酉九月」
黒門跡。寺内町の総門。伊勢別街道への道。 環濠
和洋菓子「つるや」
大きな御屋敷
創業明治元年(1868)岡田屋 荒物雑貨新勇商店。懐かしい店造り。
岡野衣料品店 大きな御屋敷
料理仕出し「魚松」 和菓子店「たけや」.
着物クリーニング店「四代目ふじぜん」 大きな商家?
最近「しみぬき屋」さん見掛けなくなりました。
大きな商家。下画像の蔵が3棟有る家?
旧郵便局。外装は新しいが建物は往時の物らしい。 洋装のなかがわ
元・野田屋文具店 寺領と町家を区分する釘貫門
武野薬局。古くからの道具を展示 唐門前の床屋さん
桜門跡。京方面への出入り口
土蔵が3棟ある家 この土蔵も良い
寺内町の外
JR紀勢線一身田駅。外観が多少 駅前の運送店。鉄道貨物輸送が無くなっても
改造されていますが、往時のままです。 営業中。前回は内部も見せて頂きました。
「一身田」にある予約しないと買えない 伊勢別街道「一身田」の街並み。
豆腐屋さん。
寺内町東の凝った瓦?のある家
延命地蔵 タツノ式ガソリン計量機
橋向
三軒連続して残る
L型の大きな家で奥の横向きの部屋は三階建て
仕出し「魚清」
一身田の食べ歩きはこちら
街歩き